【Unity】Horror FPS Kitでオリジナルのドアと鍵を作る
デフォにない鍵で扉を開けることができた。鍵無だとメッセージが出て、アイテムを持ってると開く。そしてアイテムは消える
— 𝑲𝒂𝒛𝒉𝒂𝒔𝒆 (@kazhase_kazhase) September 9, 2023
For the first time, I was able to open a door using a key that was not included in #horrorfpskit 's default key.#madewithunity #gamedev #IndieGameDev #indiedev pic.twitter.com/TjR4fDpOvi
Unityの有料アセットであるHorror FPS Kitにはデフォルトでいくつかの鍵と、それであけることができる扉がバンドルされているのだが、自分でオリジナルの鍵を作って、オリジナルの扉を開けられるやり方がわかったのでメモしておく。
事前に必要なもの
- 扉になるもの
- カギになるもの
- カギになるものの、2D画像
- カギを入手したときの音
- 扉を開けようと試みたときにあけられなかった時の音
- 扉を開けたときの音
- 扉を閉める音(今回は扉を開けるだけなので不要)
まずカギになるものをシーンに配置する。今回はいつか使おうと思っていた、首だけモンスター「MH_Green」を使う。
プロジェクトウィンドウ内の
ヒエラルキー上の_GAMEUIを選択し、インスペクターの中から、Inventory(Script)内のInventory DatabaseにアタッチされているInventory Databaseをクリック。
すると、プロジェクトウィンドウ内に、現在_GAMEUIにアタッチされているInventory Databaseがハイライトされる。
ハイライトされたInventory DatabaseをダブルクリックしてInventory Databaseウィンドウを開く。
ウィンドウ上部の「+」ボタンを押す。
アイコンになる鍵の2D画像を、あらかじめプロジェクトウィンドウに読み込み、スプライト化しておく。
上記の画像の通り諸々セッティングする。
ヒエラルキー上の設置したカギになるオブジェクトのインスペクターを編集していく。
まず、レイヤーを「インタラクト」に変更。(忘れがちなので注意)
フローティングアイコンにチェックを入れることで、アイテムに近づいたときにアイテムを画面中央に合わせると、アイコンが出る。
Interactive Item(Script)をアタッチする
アイテムタイプ:インベントリー・アイテムを選択
エグザマイン・タイプ:オブジェクトを選択
メッセージタイプ:アイテムネームを選択
ディスエイブルタイプ:ディスエイブル・レンダラーを選択
インベントリー・アイテム:
エグザマインネーム・・・Examineは「診る」の意味。アイテムの名前を入力
アローエグザマインテイク・・・これにチェックすることでアイテム取得前に手に取ることができる。
エグザマインローテイト・・・Bothにすることで、アイテムを手に取ったときにグリグリと回転できる。
ピックアップサウンド・・・カギを拾い上げたときの音
扉になるオブジェクトをヒエラルキー上に配置する。
今回は上にスライドするタイプの石でできた扉を作った。
扉にのインスペクターを編集していく。
レイヤーをインタラクトに変更
アニメーションを追加し、今回は上にスライドするアニメーションを作成してた。
画像の通り諸々設定する。
Locked Textに文章を入力すれば、鍵を持ち合わせていない場合に鍵を開けようとトライすると入力したメッセージが表示される。
Animation / Open Anim:ここに入力するアニメーションの名前と、実際のアニメーションの名前が一致しないとダメ。
画像の通り設定する。