ザ・スナップキットシリーズ ニッサン スカイライン 2000GT-R

プラモデルを作りたくなった。

かれこれ5年以上やっているネットラジオのわたラジでも語ったんだけど、精神を病んで暫く休職となった。
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仕事を休んですぐは、なかなかベットからも起き上がれない状態だったけど、数週間たったのちに、どうにか出かけられるようになって、なにか良い意味での暇つぶしをできるものを探していた。

以前に読んだ「うつぬけ」という本で、筋肉少女帯大槻ケンヂが、うつ病になったときに、プラモデルをつくっている間は精神がおちついたというくだりがあったので、プラモデルもよいなぁと思った。

私は子供のころは、ガンプラやBB戦士、ゾイドなど、プラモデルにはそこそこ親しんでいた方だったと思う。

そこそこ体調が良い日に、よろよろとヨドバシの玩具コーナーをうろついてみたところ、とてつもない種類のプラモデルが並んでいることに驚いた。

印象としては、全体の1/3がガンプラで、3/1が非ガンダムのロボットやキャラクターのプラモ。最後の1/3が車や兵器、電車などの実在するか、かつて実在したもののプラモといった感じである。

私は、ガンダムやその他のロボットものアニメに非常に疎く、ちゃんと完走したのはエヴァンゲリオンやとその他片手で数えられるほどしかない。

思い入れのないものを作るというのもなんだなと思いつつ、ぶらぶら歩いていると、少し心がときめいたコーナーを見つけた。

車のプラモのコーナーだ。

私は高校生の頃あたりに、久々にプラモデルでも作ってみるかと意気込んで、フェアレディーZを購入。ガンプラに親しんでいたこともあって、開けてびっくり。色も塗られてなきゃ、接着剤がないと組み立てることもできない。結局ほぼ手を付けずにゴミ箱いきとなった。そんなこともあって、車のプラモは難しいという思い込みがあった。

では、なぜ今、車のプラモデルにときめいたかというと、数年前から私が好きなイギリスのテレビ番組、「クラシックカー・ディーラーズ」で世界中の中古車が修理されていく様をみて、車って良いなぁという漠然としたいた思いがあったからだろう。

とはいえ、またフェアレディーZのような上級者向けに手をつけると、また挫折しかねないので、簡単に組み立てられそうなものは無いか探していたところ、青島のザ・スナップキットシリーズなるものを見つけた。

楽プラとうたっているだけあって、色塗り不要、接着剤不要とのこと。店頭にできあがり品が飾ってあったが、玄人が自分でこだわって色を塗った作品とは比べるまでもないものの、それなりのクオリティではある。そしてお値段も1,000円とお手頃。

この日は買わなかったのだが、翌日、わたラジを一緒にやっているコットンごとう氏と昼飯を一緒にした際に、コットン氏がヨドバシに行きたいとのことで、二日連続でヨドバシのおもちゃコーナーへよろよろと足を運んだ。

そこで、結局この楽プラシリーズのとある車のプラモデルを購入したのだが、それはまた今度紹介するとして、実はその後いろいろあり、さらに別の日にヨドバシで、これを購入した。

ということで、心のリハビリとプラモのリハビリを兼ねて、こいつを組み立てみることにした。

ネットで調べて、最低限組み立てに必要な道具も購入。

開封してみるとこんな感じ。

シャーシのパーツがプリウスのものが入っていたので、不良品交換をしていただいた。丁寧な対応をいただき青島文化教材社様ありがとうございます。

画像を見てもわかるとおり、シールの細かいこと。組み立てる前のパーツに、これらのシールを貼るのが一番神経を使ったが、どうにか間違いなく貼れたと思う。

組み立ては、楽ぷらを買っておいて、こんなことを書くのもなんだが、拍子抜けするほど簡単にできた。

ネットで調べたコツに従って、ランナーから切り離したパーツのでっぱりは、金やすり→スティックのやすり→スポンジのヤスリの600→1000の順番で削って綺麗にした。

色が既にぬってあることの弊害としては、メッキ塗装のパーツがどうしてもヤスリがけすると、余計なところも一緒に削れて、下地がでてしまうところ。ここだけでもスプレーかなにかで色を塗り足したい。

できあがりはこんな感じ。
サイドミラーの片方がすぐ取れてしまうので、接着剤を買って固定しようと思う。

実はすでに、もう一箱楽プラを買ってあるので、それも後日組み立てて、ここに書こうと思う。